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『希望の糸』   [東野圭吾]



京都アニメーションが放火され33人が亡くなったと聞く。
とんでもないテロ行為で、銃乱射以上の被害を生んでいる。
漫画や小説の中だけに留めておいてもらいたい事件である。




『希望の糸』 東野圭吾/文芸春秋(2019年7月5日 第一冊発行)
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【Amazon内容紹介より】
東野圭吾の最新長編書き下ろしは、「家族」の物語
「死んだ人のことなんか知らない。あたしは、誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」
ある殺人事件で絡み合う、容疑者そして若き刑事の苦悩。
どうしたら、本当の家族になれるのだろうか。
閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。
捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。
災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。
容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。



初期のというか、脂の乗り切った頃の東野圭吾ではない。
それでも彼の世界観や描写を楽しむファンとしては、新作長編は待ち遠しい。
彼も還暦を過ぎ、ちょっとしんどいではあろうが、もう少し読ませてもらいたい。

『ダイイング・アイ』や『夢幻花』で使われる手法が好きだ。
プロローグで「日常」と「事件・事故」が描かれ、そこで筆は止まる。
だがプロローグで描いたことが、中盤以降で絡んでくる。

推理脳は、点を結んでいく時に刺激される。
ただ、この作品で困ったことは殺された女性が「花塚弥生」であること。
「花塚さん」と何度も出てくるが、そのつど「花嫁さん」と読んでしまう。

図書館で借りて読めばいいと思う。
うちは家族内でぱっぱと回し読みして、古書に回す。
だから、カバーを汚さないように読む。




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妻が久々の連休で、誘われて砂町銀座へ行った。
昭和の香りのする、多くの店員が爺ちゃん婆ちゃんであることが面白い。
もちろん客層も高齢化しているが、昔ながらの不二家も生き残っている。




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蒸し暑くて、昼間っから、妻とビールを飲んだ。
海老クリーミーコロッケ110円は旨くて、生ビールに合った。
行き交うお年寄りも精力的に飲み、ママ友も立ち飲みし、なんじゃい感濃厚。

自転車の往来とカート族婆ちゃんが多く、歩きにくかった。
妻は団子を所望したけれど、行きたかった店は臨時休業だった。
野菜は安すぎたけれど、運ぶのが重いから買わなかった。

梅雨の合間の洗濯日和。
しかしなぁ、蒸し暑かったので、3度もシャワーを浴びた。
今日はブロンコビリーで牛肉を食い、馬力をつける。


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『沈黙のパレード』   [東野圭吾]




家族5人が読みたい作家、作品というものがある。
人気作家だと、図書館も予約待ちが500とか1000になる。
新刊でも価格が5分の1なら買うか、というケチぶりでもある。




『沈黙のパレード』 東野圭吾/文芸春秋(2018年10月10日 第一冊発行)
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内容紹介 /文芸春秋BOOKS 公式サイトより
『ガリレオ、再始動!』
シリーズとしては、6年ぶりの単行本が、長篇書下ろしとして堂々の発売!

容疑者は彼女を愛した普通の人々。
哀しき復讐者たちの渾身のトリックが、湯川、草薙、内海薫の前に立ちはだかる。

突然行方不明になった町の人気娘・佐織が、数年後に遺体となって発見された。
容疑者はかつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男。
だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。
さらにその男が、堂々と遺族たちの前に現れたことで、町全体を「憎悪と義憤」の空気が覆う。

かつて、佐織が町中を熱狂させた秋祭りの季節がやってきた。
パレード当日、復讐劇はいかにして遂げられたか。
殺害方法は? アリバイトリックは? 
超難問に突き当たった草薙は、アメリカ帰りの湯川に助けを求める。

第一作『探偵ガリレオ』の刊行から二十年――。
シリーズ第九作として、前人未踏の傑作が誕生した。




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もうガリレオシリーズは読めないんだろうなと、諦めていた。
主人公・湯川学の人物設定を好感してシリーズを読み続け、書かれなくなった。
寂しい思いの6年だったが、もう、大いに期待して読んでしまった。

甘口ファンとしては、ただ楽しく読み終えるだけなのだった。
 ところが内海薫によれば、湯川は、「パズルを成立させるピースは過去にしか存在しない」とまでいったそうだ。 (p246)

こんな表現を読むときには、ひとつのイメージが刷り込まれている。
湯川学は、福山雅治でしかないのだった。
単純でミーハーだけど、今後も書かれたら、この路線で行く。


事件解決の楽しみより、人間を楽しんで読んでいる。
指を挟んで読んでいき、まだこれだけ残ってるから、これは解決ではない。
など、まだひとひねりを予測する安直さだが、読みながら追い詰められていく。





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長女からメールが届き、一時帰国の日程が決まった。
来年の3月、一時帰国します。3月7日(木)成田着、3月22日(金)ドイツ戻りの予定です。まだ博士論文あったり、口頭試問があったりするので、詳しい旅行の計画は、2019年になってからします。(ドイツ発着ANAのセールが明日までなので、とりあえず飛行機だけ押さえました)会うのを楽しみにしています!

この「一時帰国」という表現で、ガリレオレは、長女のスタンスを推理するのだ。
彼女が住み着き、仕事をする場所は、すでに日本ではないのだと。
それを願っていたパパは、嬉しく思い、ただ一時帰国を楽しもうと思う。

長女も東尾圭吾ファンであり、湯川学のファンでもあり、楽しむであろう。
前作から6年、湯川教授になったんだものね、小説の中でも時間が経過している。
Dr. 長女の帰りを、一時帰国を、わくわく待つお父さんだよ。




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『魔力の胎動』   [東野圭吾]





ちょっとしんどい、疲れた、あー疲れた疲れた。
そんな風に思うのは、気候の変化に慣れない自分なのかしら。
これと言って何か特別なことをしているわけじゃないんだけどね。

札幌市北区新川に住んでた頃は、カラスが恐くて運動不足になっていた。
こちらは江戸側の土手があり、自転車があり、雨さえ降らなきゃ大丈夫。
目先の雑務と事務作業を、さっさと終わらせよう。



『魔力の胎動』 東野圭吾/角川書店(2018年3月23日 初版発行)
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内容紹介  映画化『ラプラスの魔女』前日譚 / 自然現象を見事に言い当てる、彼女の不思議な“力”はいったい何なのか――。彼女によって、悩める人たちが救われて行く……。東野圭吾が価値観を覆した衝撃のミステリ『ラプラスの魔女』の前日譚。




5つの短編からなり、始めの4つは登場人物が共通する。
だから、連作短編のような一話完結で読み、楽しめた。
映画では広瀬すず演じる円華の能力は、子どもの世界の痛快さだ。

始めの4つは、「小説 野生時代」に掲載されたようだ。
最後の「第五章 魔力の胎動」は『ラプラスの魔女』につなげる書き下ろし。
『ラプラスの魔女』で扱う事件が登場してくる。

思い起こしながら、あれ? そうだったよなと。
何となくだが楽しめて、本格ファンの辛口のように高飛車にはならない。
三女には、立ち読みで一瞬に読み切れる作品だった。

やっぱり、しっかりとした長編を読みたいな。





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「夜学」と言うと、何か立志伝中の人物になった気がする。
苦手だった「会社四季報の読み方」という講座に参加している。
授業料は高額だが、自分の弱点が克服できるので気に入っている。

勉強はワクワクしながらするのがいい。
昔からそうだけど、やらされてやる勉強は嫌なものだ。
知らなかったことが分かりかけて、ちょっと調子こきそうである。

・・・と、いずれ教え子を呼んで、語るかな。
というより、彼らの会社を調査させてもらおう。
聞くだけだから、インサイダーでもあるまいし。




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『マスカレード・ナイト』   [東野圭吾]





張り切りすぎるからだよ、と妻が言う。
たしかに、日曜に次女が来るのでピザの材料や飲料を買い出し。
石垣島パイナップルをよく冷やすなど、準備万端が命。

次女の月曜は、水泳個人レッスンを3つか4つ渡り歩く。
それまでの粗相なき我が下働き、よく働き、ちょっと疲れた。
昨日の夜は妻と外食、飲酒(電動自転車)運転したくないので、家飲み。




『マスカレード・ナイト』 東野圭吾/集英社(2017年9月20日 第1刷発行)
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内容紹介 〔累計265万部突破 「マスカレード」シリーズ最新作〕 若い女性が殺害された不可解な事件。警視庁に届いた一通の密告状。犯人は、コルテシア東京のカウントダウンパーティに姿を現す!? あのホテルウーマンと刑事のコンビ、再び。


なんとなく引越しがあり、大わらわの上半期、倦怠感をもって疲労を感じる。
ほとんど読書意欲のない上半期だった。
何か本気になれない日々が嫌で、東野クンを手に入れて読んだ。

面白かったと思う。
『ナミヤ雑貨店の奇跡』ほど自分を突き動かすことはなかった。
しかし、4年前の夏のナミヤとの出会いが東野圭吾との出会いだった。

読んで来てこれが51冊目になるけれど、やはり力のある作家だなと思った。
松本清張以上に書いてくれるなら、もっと読むことが楽しめるはずだけど。
今はただ、一つの娯楽作品を読み終えたという、風が抜けた後のような感覚。

ぼちぼち活字に抵抗感なく、前へ進みたいと思う。
何かおもろい作品ないかいな。
誰か、渾身の一作を勧めてくれんかいな。





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ワールドカップ決勝は見ごたえがあった。
クロアチアの底力はすごいなと思った。
お互いの潰しあいの中、若いフランスのスピードが上回ったように思う。

後半、ピッチ内に乱入者が走りこんできて驚いた。
婦警さんのような人が捕まってるので、意味不明だった。
深夜、試合終了まで、連中が誰であるか明かされず、寝つきが悪かった。




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日本サッカーはもう慰めあってるんだろうな。
本気で強くする大英断をフランスやベルギーのように、してもらいたいな。
8年契約だよ絶対に、長期計画でないと強くは変化しない。

若手が経験を積めなかった負債がある。
毎試合ミス失点をするGKより、反応できる若手を1つでも使ってほしかった。
過去の名前にすがるだけで、勝ち上がり打開することはできない。

そもそも、上位進出チームは、ベテランが良く走り回っていたじゃないか。
走り回る人を投入する正しさを持ってほしいな。
ほぼ全試合を見ることが出来て幸せなワールドカップ2018ロシアでした。

しばらくの間、燃え尽きておこう。




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『たぶん最後の御挨拶』   [東野圭吾]





オレたちって潔いんだね、って言うと妻が、オレたちって誰? と言う。

オレや東野圭吾だよ。要するに大阪で生まれてサービス精神を持って育ち、全国を移り住み、現在は大阪以外の場所に居を構え、頭の上がらない姉貴がいるような男、と言うと、あそー、と再び妻に笑われた。

エッセイを読むと、つい、作家を身近に感じてしまう悪癖。





『たぶん最後の御挨拶』 東野圭吾/文藝春秋(2007年1月30日 第1刷発行)
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そんな潔い東野圭吾が、エッセイはこれが最後と書いていて、納得。
彼の、デビュー後の苦節10年は、大変だったんだなと思った。
サービス精神旺盛の彼は笑い飛ばしはするが、苦しかったんだな。

『天空の蜂』 の取材に3年、いつでも彼は本気だった。
特に、江戸川乱歩賞への応募での真摯な姿勢には敬服する。
しばらく、東野圭吾待ちであるが、ドラマと映画で、復習しておくかな、WOWOW で。




p181
 推理作家というのは因果な生き物である。小説に限らず、テレビドラマ、映画、舞台など、とにかくストーリーを形成しているものを目にすると、その論理的整合性を検討せずにはいられない。


p233
 もちろん質問される内容は似たり寄ったりである。作品が映画化されてどんな気分かとか、最新作ではどういったことを描きたかったのか、とかだ。しかし同じことばかり質問されてうんざり、なんてことは全くない。先方にとっては初めて質問することなのだ。こっちとしても答えが決まっているから楽だ。その場で悩まなくてすむ。


p234
 不愉快にさせられることが全然ないわけではない。私が一番いやなのは、インタビュアーという立場を利用して、読者と作家の間にあるルールを破られることだ。たとえば次のような質問を受けた時だ。
 「これは個人的にお尋ねしたいんですけど、この小説のラストは、××が○○だったということでいいんでしょうか」
 「で、結局この二人の関係はどういうものだったと解釈すればいいんでしょうか」 
 こういう質問を受けた場合、「それはあなた御自身が考えてください」と答えることにしている。当然だろう。大多数の読者は、作者に直接質問することなどできない。皆、自分で考えているのだ。書かれたものだけで内容を理解するというのが、読書のルールではないだろうか。こちらもそのつもりで執筆している。
 無論、だからこそ私は、自分の作品がどのように誤解して読んでも文句はいわない。誤解されたのは自分の書き方が悪いか、あるいはその読者との相性が悪かったせいだと思うからだ。作家の中には、「読み方が悪い」とか「そういう読み方はされたくない」とかいう人が時々いるが、それもまたルール違反というものだろう。






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先月、ご近所で写した。
アゲハチョウは喧嘩するらしく、ハネが破れているのはその証だとか。
ak1-buc さんのブログを読んで知った。



政界再編と言って、北海道の開墾に希望をどう組み込むのか。
玉砕に出た民進党、変だったから別にイイけど、税金、おいおいだ。
若い連中に金を掛けてやってくれ、それと、オレにも。

どうも希望が見つからない。
僅かずつ快方に向かっている腰痛、ワインが一番効くね。
国難突破解散、政権選択選挙、また騙されるのかと思うと、ちょっとね。




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『人魚の眠る家』   [東野圭吾]




アッポゥパーィ

アドバイスを受けながらも

何とかしあげることが出来た


入門編を終了した程度だが






『人魚の眠る家』 東野圭吾/幻冬舎 (2015年11月20日 第1刷発行)
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東野圭吾は、2006年に『容疑者Xの献身』で第134回直木賞を取っており、2014年から直木賞の選考委員となっている。そんな彼だが、「直木賞を狙って書いた」ような作品で、いわゆる事件物、探偵物の推理小説ではない。全体がベールに覆われて、謎めいた物の正体が明らかになっていく所は、いわゆる推理仕立てではあるが。

それでも、彼は自身の興味関心である、家族の「脳死」に関して、自分なりの答えを見出そうと彷徨ったのではないだろうか。 例によってお上手な筆で読み進んでは行くけれど、読後感は少々重く、うーむと、晴れない気分だった。わが子に置き換えて考えてしまうから重くなるのであろう。それでも東野圭吾だから、妻も追っかけ、即座に読み終えていた。やっぱり、探偵小説が良いな。






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オレは美味かったよと、アップルパイ好きだから、言う。
まだ妻の絶賛は得られない。
アメリカの母の作る味を模索し、シナモンを購入してきた。


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台風5号に振り回される世間様。
我が家の回りは良い天気で、頭でっかちに、洗濯物を干した。
それでももうすぐ、台風の影響は出そうである。


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野菜をたくさん購入してきた。
函館では、「キミ」とか「トウキミ」と言ってたトウキビ、玉蜀黍。
今までで2番目に甘い、おししいものだった。

アップルパイより、妻はこちらを楽しんでいた。
それでもいいんだ。
いずれ、アップルパイでしびれるぜ。





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『天空の蜂』   [東野圭吾]




ある所で断念すれば

心の平安を

手に入れることがデキル。


だが、まだ、諦めきれないでいる。




いま多くの日本人が何より目を向けるべきは人間の「生きるかなしさ」であると思っている。人間のはかなさ、無力を知ることだという気がしている。   (『生きるかなしみ』 山田太一/ちくま文庫 より 「断念するということ」)






『天空の蜂』 東野圭吾/講談社文庫(1998年11月15日 第1刷発行)
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我が家では長女だけが、面白いと表明していた。
家庭内の東野番付では、『ナミヤ雑貨店の奇跡』 『夢幻花』 『白夜行』 『マスカレード・ホテル』 『流星の絆』 『新参者』 『麒麟の翼』 『マスカレード・イブ』 『ガリレオの苦悩』 『容疑者Xの献身』など、ザッと出てくるのだが、この『天空の蜂』は、長女だけが推していたのである。

発行時期を考えると、福島原発より以前から、東野圭吾は原発に関する危機意識があったのではないか。そう思えるほど、あり得ないクーデターを頑なに実行させようとしていた。しかし、3.11を過ぎて、「良識」に覚醒した私たちは、少なくとも「犯人」に心情的同意をしながら、読むことになるのであろう。あるいは、既読者は、福島が起きた時、やっぱりな、と思ったのではなかろうか。

長女好みと思える作品構成、描写、展開であった。 良質なアメリTVカドラマのように場面転換し、幾つもの場面で、登場人物が同時に動いている緊張感が、最後まであった。「見せないで」見せるという手法は、東野圭吾のお上手な手口であろう。600ページを超える文庫だが、あっという間に読み終えた。 映像化しやすい、すでに映像を意識した小説だった。





お花見に行ったのですが失礼しましたお嬢様

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ちょっとお花見に、花屋さんへ行く。

あらいやだ、私ってキレイ?

もちろん花屋さんの花を狙ったんだけど・・・。






不謹慎ではありますが 味噌ラーメンを作って食べました

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少し涼しいし、妻に献上する味噌ラーメンの試作をした。
なかなか美味しくて、もう少し野菜も増やすかと考えた。
タマネギのすり下ろしを入れるのだが、入れることができなかった。

できなかった理由は簡単で、タマネギってどうすり下ろすのかが不明なのである。
そこんところを研究し修復すれば、秋風の吹く、もうすぐの時期に献上できる。
次は、チャーシューの仕込み研究である。




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『名探偵の呪縛』   [東野圭吾]





 世間を蔑(さげす)んで孤高を誇るのではなく、世間に埋もれながら自分を高く持するためにこそ、「教養」はある。   (村上陽一郎)





『名探偵の呪縛』 東野圭吾/講談社文庫(1996年10月15日 初版第1刷発行)
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本格推理小説を楽しんだ時代があった。
エラリー・クイーンを読み、アガサ・クリスティーを読みあさった時期がある。
脳味噌がそういう謎解きを欲していたのだろうが、二十代前半までか。

その後、松本清張にハマってしまい、取り憑かれたように読んだ。
特に短編はカッパ・ノベルズで11巻、文体修行として読みまくった。
確かにその文体も素敵だが、社会派推理の世界を楽しんだ。

その後、人が勧めるのは読むが、とんと、推理小説は読まなくなった。
そして数年前から東野圭吾にハマった。
彼は本格推理は限界が来たと感じているようで、その持論を主人公に展開させている。

東野圭吾の作る世界、すなわち、盛り上がりと起伏には欠けていた。
どうしても密室には、膨らみが欠ける。
人物が描けなくなるので、単調となる。

それでも妻は、読むかなと、寝室へ持っていった。
彼女は最近、電気スタンドを持ち込み、寝室読書。
そういう読書は、5秒で寝てしまう私には出来ない芸当だ。





◆ 水菜と豚肉のペペロンチーノ
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パスタを究めたいと思ったのは、妻の休日に、ランチとして提供したいからである。
できたら、妻も白ワインを飲んでくれると、お洒落な夫婦になれるのだが。
と言っても、私がオッサン領域で寝っ転がっているのだから、お洒落にはなれない。

妻に尽くすとか、家族に尽くす、あるいは、客人をもてなす。
これを実現する方法としての「料理」に、活路を見出そうとしている。
簡単にはいかないだろうけれど、意識して、新しい味を求める。

そう言えばエラそうにする先生のペペロンチーノ、あれは美味かったな。
遊びに来た生徒が、いつか、そんなことを思い出すのも嬉しいやん。
簡単に見えて、美味いもの、作ったるでぇ。




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『雪煙チェイス』   [東野圭吾]





世の中には、勘違いをした上で、大きな顔をして生きている方が大勢いる。
私もきっとそんな人間なのかも知れないが、謙虚さだけは失わないように意識する。
自分は勘違いしているかも知れないと、自制し、思い上がりにブレーキをかける程度の謙虚さだが。





『雪煙チェイス』 東野圭吾/実業之日本社(2016年12月 5日 初版第1刷発行)
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東野圭吾の推理小説としては、自分にとって久々である。
いろんな部署の、所轄と本庁、スキー場などの縄張り争いや主導権争いはお手の物。
場面がスピーディーに転換され、緊迫感があり、楽しく読んだ。

「白銀ジャック」「疾風ロンド」に続くスキー場を舞台にした3作目。
犯人探しではなく、無実を証明する展開。
『逃亡者』で、片腕の男を捜すリチャード・キンブルみたいなもの。

魅力的な登場人物、千秋も、いよいよ引退を決意し、寂しさがある。
安心できるブランド、東野圭吾。
妻も、あっという間に追いついて読んでいた。




p269
「自分でいうのも何だけど、わりとやったほうだと思うよ。オリンピックには出られなかったけど、悔いはない。だから、そろそろ次のステージに移らないといけないということも頭ではわかっている。若い時期っていう時期は、とっくに過ぎてしまった」

「家業を継ぐことが決まったら、もうこっちの世界には戻ってこない」

「本気だよ。それぐらいの覚悟が必要だと思っている。あっちもこっちも適当にうまくやって、なんていう甘い考えは、たぶん通用しない。趣味で滑ったらいいじゃないかっていう人もいるかもしれないけど、そういう中途半端なことはあたしには合わない」






◆ 玉ねぎ丸ごとのコンソメ味スープ
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玉ねぎが甘くて美味に出来あがった。
丸ごとの玉ねぎはレンジで7分加熱、その後に煮込む。
柔らかくて、スプーンで崩れてしまうほど。

おもてなしレシピの先頭に入った。
スパークリング・ワインに合うかどうか。
きっと合うに決まっている。

近々、教え子が来る。
もちろん、練習を重ねた成果を発揮する。
そしてもちろん、思いっきり酔っ払ってやる。




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『恋のゴンドラ』   [東野圭吾]





やっぱり東野圭吾は読みやすいよね、いいよねぇ、と妻が言う。
夫婦そろって、主たる東野圭吾を読破しており、待機中。
新作、近作は、図書館の待ちが1000番近い待ち。

母の病院に30時間詰めていた頃、発狂寸前だった。
マットウな脳味噌を維持するために、寝屋川市駅前の書店で買った。
定価購入してでも、脳ミソ娯楽でガス抜きをしたかった。




『恋のゴンドラ』 東野圭吾/実業之日本社(2016年11月 5日 初版第1刷発行)
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いくら読んでも「事件」は発生しないのだった。
密室殺人も、ゲレンデ殺人も発生しないのだった。
あれれ、と読み進めていて納得した。

ある意味で、恋愛心理というモノこそ推理仕立てになる。
おそらくそういう手腕を発揮して遊んだのだろう。
そうだよね、恋の心理戦は、探偵と犯人と、同じくある。


妻が読み始めた時、事件は起きない恋愛小説だよ、と教えた。
いいの、久しぶりの東野圭吾だから。
拙宅では、圭吾とも東野とも呼ばず、東野圭吾とフルネームである。

阪南高校の、最初で最後の有名人。
大阪の生んだ、語り部。
脳味噌娯楽のために、連続定価購入で、甦った。







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(八重洲中央口 6月16日)

東京ってお洒落な街だと思う。
人が多くて金もあるから広告に金もかける。
190万都市 札幌も道内では大手だが、田舎かな。

ついつい、花の都 大東京では、焦っちまう。
こんな貼り紙にどれだけ商売効果があるかは知らない。
それでも、植木のそばに座って、見ていても飽きない不思議。


札幌の29℃は暑い。
しかし本州では猛暑日も発生する。
関連都市大阪、東京、筑波、真夏日や猛暑日大接近に、幸多かれ。




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