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気楽なベジマイト   [味]




イチローが海を渡ったころ、「進化」という表現を注意する方がいた。
進化とは、世代をまたいで適応するために変化していくことだ、と。
ふーんと、当時、高校の国語教師だった私は、個人に「進化」を使わなくなった。

しかし今では、個人に対して「進化」と使っても、注意する人もいない。
これもイチローが、定着させた言葉なのだろうか。
と言っても、彼は彼自身を、進化したなどとは言ってこなかったはずだが。

言葉にこだわって、表現を搾りだしてくる方が昔から好きだった。
イチローの特番インタビューは、録画して子どもと一緒によく見たものだ。
おかげ様で、ストイックな娘たちが生まれ、イチロー効果だと思っている。





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ベジマイトという、野菜をイースト菌で発酵させたものがあり、豪州の国民食。
正露丸のような臭さと、おいしくはない塩辛さの、悪戯としか思えない食品。
バターやジャムと並んで、普通に売っているし、レストランでも置いている。




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焦げ茶色のペースト状のものを冷蔵庫から出して来て、パンに塗る。
一見、普通に見える行為も、味やにおいを知っている者には、ゲェーである。
アメリカはこの商品の輸入を禁止していると聞くけれど、分かる気もする。

臭いからではなく、ベジマイトには葉酸が含まれていることが理由。
アメリカでは葉酸はパンとシリアルにしか添加してはならないから。
そのため輸入が禁止されているのだけど、臭いからダメの方が説得力がある。




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もう少しで「平成」が終わる。
日本だけが、何だか新しい時代に突入するようなワクワク感がある。
そのくせ、5Gでも、自動運転でも世界や中国から周回遅れなのである。


新時代の元号を当てるクイズがあるけれど、応募しない。
勝ち目のないものしか浮かんでこないからだ。
私が考えた新元号、「気楽」なんだけど、やっぱり当たるわけがない。




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