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出会いと別れの二次曲線   [@Home]




陽光うららかな日 あんずの花が満開だった



造反有理 革命無罪
若者よ体を鍛えておけ革命のその日まで
そんな言葉に心躍らせ血を湧き立たせていた 危険な17歳の春

消し去ることのできない過去は誰にでもあるのだろう
しかし 出来る限りダメージは小さくしたいものである
暴走よりも 損得勘定を正しくできる方が良かろう 少年よ




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子どもに対する暴力や虐待が急に増加したのではないと思う。
今までそれを「悪」とは断じていなかっただけのことであろう。
自身の半世紀前の体験は、いまなら父も逮捕されていたことでしょう。

しかし、父が逮捕されれば良かったと思っているのではない。
どつかれまくるのも水を浴びせられるのも、嫌だったのは事実。
しかし、亡くなった今でも憎むかと言うとそうではなく、懐かしくもある。




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ただ、自分が親になるにあたって、されて嫌だったことはしないと決めていた。
だから手紙も日記も、勝手に見ることは、チャンスがあってもしなかった。
何かをしなければ金を出さない、ということもしなかった。

むしろ、挑戦するのならいつでも行け、金の心配はするなと言い続けた。
それは、自分がやりたかったことをやらせてもらえなかった反動でもある。
自由にチャレンジすることを、娘たちには推奨した。




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娘たちは育ち、巣立ち、成長している。
今はすでに娘たちに関し、知らないことばかりである。
それでも、時々語ってくれる今の環境や日常を聞くのが楽しみで、十分だ。

子育ての真っ最中に、離婚だけはしないと決めていた。
妻がいなければ、子育てが不可能になると知っていたから。
そして今は、離婚されないように細心の注意を払っている。




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私には生みの親がいたし、育ての親がいる。
追い詰められて大阪を飛び出したのだが、私の暴走を阻止してくれた人がいる。
出会いに助けられ今があるのだけど、両親にも助けてくれた人たちにも感謝。

資格を手に入れた教師ですら失敗ばかりで、余計な所で偉そうにする。
どんな荒波をも堪えて立ち向かい、前に進んでいってくれと子どもたちに願う。
そして、できることなら、幸せであってほしいと、願いは一つ。

きっと私の両親もそんな風に思っていたのだと、既に不在ゆえ、そう決めている。
幸せは、特別なことの中にあるのではなく、飾らない日々の中に潜んでいるものだ。
善き父であったかは知らぬが、娘たちの幸せを願う気持ちは、誰にも負けぬ。


今日の午前便で長女はドイツへ帰る。
こうして何度も別れて見送って、別れを惜しみ、もう少し繰り返す。
そのつど、たくさんの思い出を作って、またねって別れる、また会う日までねって。

行ってらっしゃい、妥協などせずに、やりたいことをやってくれ娘たち。
ブンデスリーガ、見に行くからね、邪魔しないからね。
と書きながら、既にお父さんは泣いている、まるで笑い話である。



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