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『沈黙のパレード』   [東野圭吾]




家族5人が読みたい作家、作品というものがある。
人気作家だと、図書館も予約待ちが500とか1000になる。
新刊でも価格が5分の1なら買うか、というケチぶりでもある。




『沈黙のパレード』 東野圭吾/文芸春秋(2018年10月10日 第一冊発行)
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内容紹介 /文芸春秋BOOKS 公式サイトより
『ガリレオ、再始動!』
シリーズとしては、6年ぶりの単行本が、長篇書下ろしとして堂々の発売!

容疑者は彼女を愛した普通の人々。
哀しき復讐者たちの渾身のトリックが、湯川、草薙、内海薫の前に立ちはだかる。

突然行方不明になった町の人気娘・佐織が、数年後に遺体となって発見された。
容疑者はかつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男。
だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。
さらにその男が、堂々と遺族たちの前に現れたことで、町全体を「憎悪と義憤」の空気が覆う。

かつて、佐織が町中を熱狂させた秋祭りの季節がやってきた。
パレード当日、復讐劇はいかにして遂げられたか。
殺害方法は? アリバイトリックは? 
超難問に突き当たった草薙は、アメリカ帰りの湯川に助けを求める。

第一作『探偵ガリレオ』の刊行から二十年――。
シリーズ第九作として、前人未踏の傑作が誕生した。




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もうガリレオシリーズは読めないんだろうなと、諦めていた。
主人公・湯川学の人物設定を好感してシリーズを読み続け、書かれなくなった。
寂しい思いの6年だったが、もう、大いに期待して読んでしまった。

甘口ファンとしては、ただ楽しく読み終えるだけなのだった。
 ところが内海薫によれば、湯川は、「パズルを成立させるピースは過去にしか存在しない」とまでいったそうだ。 (p246)

こんな表現を読むときには、ひとつのイメージが刷り込まれている。
湯川学は、福山雅治でしかないのだった。
単純でミーハーだけど、今後も書かれたら、この路線で行く。


事件解決の楽しみより、人間を楽しんで読んでいる。
指を挟んで読んでいき、まだこれだけ残ってるから、これは解決ではない。
など、まだひとひねりを予測する安直さだが、読みながら追い詰められていく。





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長女からメールが届き、一時帰国の日程が決まった。
来年の3月、一時帰国します。3月7日(木)成田着、3月22日(金)ドイツ戻りの予定です。まだ博士論文あったり、口頭試問があったりするので、詳しい旅行の計画は、2019年になってからします。(ドイツ発着ANAのセールが明日までなので、とりあえず飛行機だけ押さえました)会うのを楽しみにしています!

この「一時帰国」という表現で、ガリレオレは、長女のスタンスを推理するのだ。
彼女が住み着き、仕事をする場所は、すでに日本ではないのだと。
それを願っていたパパは、嬉しく思い、ただ一時帰国を楽しもうと思う。

長女も東尾圭吾ファンであり、湯川学のファンでもあり、楽しむであろう。
前作から6年、湯川教授になったんだものね、小説の中でも時間が経過している。
Dr. 長女の帰りを、一時帰国を、わくわく待つお父さんだよ。




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