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空白の時間に過去へ遊びに行く   [旅]




昨日、予定していた作業がなくなってしまった。
2ヶ月以上ずっと、張り詰めた意識は、精神的に余裕を欠如させている。
家を売り、家を買い、引っ越し準備をする気疲れは甚大である。

人と関わるのがきつく、ぼんやりしていたい。
頭の中は段取りでいっぱいになっている。
何かを人に頼む余裕などなく、頼んで借りを作るゆとりは心にない。

金のためにマニュアル通りに動く「優しさ」など、大した価値はない。
優しげなだけの人からは距離を置き、余った時間で散歩をする。
人間の本当の温かい物が身近にないから、自然と戯れていた。




0 咲いた色.JPG

寒くないか半袖なんかで歩いて、と重装備のご老人に声をかけられた。
ホテル近くの海老川沿いの遊歩道でのこと。
北海道から来ましたというと、なるほどと納得してくれた。





1 海老川から臨む.JPG

この海老川沿いの、船橋中央卸売市場に隣接した場所。
ここに、国鉄の官舎(アパート)があり、妻は高1まで住んでいた。
ホテルを予約したとき、あれ? 近くに住んでたわよと妻が言っていた。





2 妻の10棟は閉鎖.JPG

老朽化した建物のほとんどに住人は居ない。
数棟を残しているが、みなさんもう出て行くのでしょう。
旧国鉄の保有地、言ってみれば財産です。





3 裏側から臨む.JPG

妻が高1まで住んでいた官舎、3階の真ん中あたり。
腕白と言って良いお転婆娘だったから、男児を従えて走り回っていたでしょう。
彼女の人格形成や成長は、どのようにしてこんな上等になったんだろう。





4 こんな給水塔はあったのか.JPG

今の妻が子ども時代に過ごした場所を見ても、何も分からない。
でも、こんな所を走り回っていたんだなと、思う。
物を廃棄し処分し消えていくが、妻は子どもの頃ここを走り回った。

予定が消えて空白になった時間を、ボンヤリと過ごした。
これからも、独りよがりの時間が増えていくのだろう。
今日は、新しい住み家の仮契約と、内覧ふたたび(私は初)。

雪のない船橋の、汚れた川に、少し幻滅した。
どんどん元気が消えていく。
現金のように、元気もかき集めなくちゃ。





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