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『マイ・ブックショップ』   [映画]




おそらく私の影響を受けて、長女は映画好きへ傾斜したのだと思う。
介入することはなかったつもりだが、学生時代、試写会に行きまくったようだ。
映画を観て一緒に語るのは、至福の時でもある。




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読売新聞の夕刊でプレゼントがあり、娘と語れそうな作品だから応募した。
当たって、娘がドイツから一時帰国する直前にチケットが届いた。
内容をチェックして、長女も楽しみにしてくれていた。



『マイ・ブックショップ』
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■ 作品データ
原題/ La libreria
製作年/ 2017年
製作国/ スペイン
配給/ ココロヲ・動かす・映画社○
上映時間/ 112分
映倫区分/ G

■ 解説  イギリスの文学賞ブッカー賞を受賞したペネロピ・フィッツジェラルドの小説を「死ぬまでにしたい10のこと」「しあわせへのまわり道」のイザベル・コイシェ監督が映画化。1959年イギリスのある海岸地方の町。書店が1軒もないこの町でフローレンスは戦争で亡くなった夫との夢だった書店を開業しようとする。しかし、保守的なこの町では女性の開業はまだ一般的ではなく、フローレンスの行動は住民たちに冷ややかに迎えられる。40年以上も自宅に引きこもり、ただ本を読むだけの毎日を過ごしていた老紳士と出会ったフローレンスは、老紳士に支えられ、書店を軌道に乗せる。そんな中、彼女をよく思わない地元の有力者夫人が書店をつぶそうと画策していた。フローレンス役を「メリー・ポピンズ リターンズ」のエミリー・モーティマーが演じるほか、「しあわせへのまわり道」のパトリシア・クラークソン、「ラブ・アクチュアリー」のビル・ナイらが顔をそろえる。



佳作とか、小品という言い方で良いと思う。
1950年代という時代ではあるが、女性の自立を忌み嫌う社会。
しかも男性による圧力ではなく、女性が女性に圧力をかけ、型に嵌めようとする。
現代にも通じる構図だが、「戦う姿勢」を貫くものは「勇気」。

本好きだった私は今、断捨離を重ねて、本離れを起こしている。
本マニアの、本まみれの快感、絶対恩師のことなど、思い出しながら見た。

主人公が経営する書店を手伝う少女が良かった。
この娘、『レオン』で少女マチルダを演じたナタリー・ポートマン並みに期待できる。
なかなか存在感のある少女だったが、日本映画では「いけない子」だろうなとも思う。




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あと数日と分かっていて、それでも長女と、普通に過ごしたい。
特別なことは何もせず、映画を観て、珈琲店でお喋りをして過ごす。
お互い年を食って、やがてはオバサンと爺さんになるのだろう。

それでも、ずっとお互いの目の前を流れてきた時間は無駄ではなかった。
実はこうだったんだよと、秘密を明かされても、それはそれ。
今日、いま、こうしていることがショボくても、未来に続く。

空港で別れ際に、またなって、涙するかもしれない感傷的なお父さん。
それでも、キミが言う川越に付き合うし、回転寿司も行くぞ。
やっぱりね、子どもがひもじい思いをしていないかと、親はいつでも気に掛ける。




ファイト!






ファイト!(99)  コメント(5) 

ファイト! 99

コメント 5

kame

>やっぱりね、子どもがひもじい思いをしていないかと、親はいつでも気に掛ける。

ウチの親もそう言いますね。
で、『手がかかるほど・・・』と続けられるのが常ですが。^^;
しかし親と何ともない日常を自然に何となく過ごせるのって良いと思います。

by kame (2019-03-20 00:23) 

あるいる

すっかり大人になった娘と一緒に映画を観に行く父親。
映画の好みを含めてありそうでなさそうな親娘関係かもしれないなぁと、周りを見渡して思ってしまいましたよ。
同じ空間で同じ映画を観て、映画について語る。
じつに羨ましい時間を過ごされましたよ。
ひもじい思いをしていないか、病気になってはいないか。
近くにいても遠くにいても、親の心配は尽きるコトがないようです。
東京時代、仕事が超多忙でちょっと痩せて帰省すると、もう、心配顔でコレも食べろアレを作ってやろうかと母が嬉しい世話を焼いてくれましたよ。
ありがたいけれど、ときどきちょっと鬱陶しく思ってしまったのは親不孝なのか巣立ちのためには仕方のないコトなのか、さて。
昔の人は云いました。
親の心 子知らず。
今になって、母に甘えていたんだなぁ、母も甘えられるのが嬉しかったのかもしれないなぁと、自分勝手に決めているわがままオヤジですよ。

by あるいる (2019-03-20 03:25) 

Take-Zee

おはようございます!
なんかウルウルしてくる親子関係ですね。
いまどきの虐待親に爪のあかでも飲ませたいな。
 *先日の歯医者・・今のところ入歯は免れたです。

by Take-Zee (2019-03-20 06:36) 

テリー

素敵な親子関係で、感動します。
by テリー (2019-03-20 11:02) 

snow

愛情一杯でいいなぁ
今という時を大事にしてきたことの積み重ねですね
このタイミング言葉響くなぁ
by snow (2019-03-21 10:14) 

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