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『ブルータスの心臓』   [東野圭吾]




        「駆けつけケイゴ」と、最近よく聞く。
        「駆けつけ三杯」ならぬ、「駆けつけ圭吾」か。
        そう思うと、読みたくなるのが東野圭吾、暫く読んでいない。

        『人魚の眠る家』が、待ち順位 1069。
        『危険なビーナス』が、待ち順位 1057。
        すぐ借りられそうなのをアタックした。

        紀元前44年 カエサル暗殺
        ブルータス、お前もか
        東野圭吾44冊目 なぜか 『ブルータスの心臓』 だ。






『ブルータスの心臓』 東野圭吾/光文社文庫(1993年8月20日 初版第1刷発行)
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        寝る前に読んだからか、夜中に、妻を起こすほど叫んでしまった、オレ。
        寝る前に怖い物を読むからよと、風呂上がりなのだが妻は涼しい顔をして言う。
        うーん、でも怖かったんだもん、と甘えておく還暦を過ぎたオッサンの朝。

        推理小説としては、始めからどんでん返しで、れれれと思うのだが。
        伏線として、いつもの緻密さがあったかどうか、1989年発表のこれは初期の作品。
        トリックも面白かったが、作品の仕上げを急ぎすぎた感がある。

        独立した「序章」があって、それ自体が伏線になる手法は彼もよく使う。
        序章の置き方として『夢幻花』あたりになると、良い仕事をしてる。
        この作品では、序章と本編の距離が近すぎた。

        しかしながら夜中に、夢の中の恐怖感で叫んでしまったのは、序章の影響。
        あまり大きなことは言えず、怖い夢を見させる効果はあった。
        駆けつけ圭吾で1冊読み終えただけ。 誰にも薦めることはない。

        それでも、やっぱり文章が上手いし、話の進め方がお上手だ。





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        「駆けつけ警護」とは、いったいどう英訳できるモノなのだろう。
        「駆けつけ」感は、日本語の誤魔化しとして十分に出せてはいる。
        江戸時代の、火消しみたいな、軽い雰囲気は出せている。

        しかも、「警護」だから、警察犬シェパードみたいに可愛くしてある。
        だがしかし、そもそも、自衛隊と軍隊と、外国の方は見分けなどしない。
        その機能自体は、オブラートでは覆いきれないモノなのだが。

駆けつけ警護  離れた場所にいる国連や民間NGOの職員、他国軍の兵士らが武装集団などに襲われた場合に助けに向かう任務。



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        国内でいくら誤魔化しても、中央突破出来ても、紛争地帯で通用はしないな。
        まだしも、自国の軍を持つ手続きが先だろうが。
        アメリカの言いなりになって、「ボク知りません」状態になりかけている。

        トランプ騒ぎを機に、領海領空を守るために、米軍に出ていって貰う。
        そして、自分の力でどうやって守るのか、それが正しい。
        フィリピン大統領の方がまだ男前だ。

        防衛大臣、運気の下降が感じられる。
        弾が当たったら、国会で泣いても取り返しは付かない。
        今夜は夢で叫んだりはしないぞ。




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コメント 3

hatumi30331

東野圭吾の初期の頃・・・・・
いろいろ読んでたけど・・・・
この本は読んでないかな?
叫んでしまう程恐い〜?
それは興味津々。へへ

日本の警護・・・
心配は心配やけど・・・・
それよりも恐かったのが昨日の地震。
かなり揺れたよ〜
長くて恐かった! 続くと、嫌な感じ!
日本にいる限り・・・・地震の恐怖からは免れへんけどね。^^;

はんぺん・・・食べるようになったのは最近です。
おでんやね〜♪
コンビニか〜 なるほどね。ウラちゃんは、鋭い!
昨日から暑くて・・・半袖の人も・・・・
どないなってるんやろ?

by hatumi30331 (2016-11-20 14:02) 

hatumi30331

追伸
鶏ミンチの団子に黒ごまで目玉・・・・
今度やってみるね。(笑)
by hatumi30331 (2016-11-20 14:33) 

あるいる

警護ですよ。
駆けつけるんですよ。
攻撃でも戦争でもないのですよ。
要人警護のSPみたいな仕事と勘違いしそうなこの名称、後期高齢者と名付けたお方よりもずっと日本語のテクニックに長けていらっしゃいますよ。
駆けつけ警護よりも駆けつけ介護・常駐介護を必要とされるお年寄りや病人や障害者の方がどれだけいらっしゃるのか。
国際貢献(これもすばらしい日本語です)や世界平和のための活動に使う予算を介護に回してくれたら国民にもっと貢献できるはずやのになァ。
近頃は東野さん作品を手にとってもいません。
読みたい作品、食指を動かされる作品、ちょっとご無沙汰ですよ、東野さん。
毎年、年末になると楽しみなのがジェフリー・ディーヴァーの新作です。
今年は「煽動者」。
予約のタイミングが少しだけ早すぎたのか、図書館から用意ができたと連絡が入り今日借り出して来ました。
僕の予定では正月休みのタイミングで借りられる予定だったのが、4週間早くなってしまいました。
ま、いいか、です。
正月用の本、ほかにもたくさん予定がありますから。
ジェフリー・ディーヴァー作品のいいところ、夜中に叫ぶことも夢に出てくることもありません。
ピエール・ルメトールの作品からのイメージが夢に出てきたことがありますけれどね。
大きな声では言えませんが、怖かったです。

by あるいる (2016-11-20 14:58) 

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