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『ラストワルツ』   [村上龍]




かつて村上龍の本は書店で購入していた。生徒への懸賞に使う時はブック・オフで購入していたが、定価で購入すると言うことは、村上龍を応援し、彼の生活を支えているという、ファンとしての姿勢であった。しかし、退職して、年金がまだ手に届かないこの時期、断捨離の成果もあるが、本は図書館頼みである。




『ラストワルツ』 村上龍/KKベストセラーズ(2015年5月5日 初版第一冊発行)
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p174
 キューバの音楽家たちは、貧しいが非常に優秀だ。なぜかというと、まったくシンプルな理由なので白けるかも知れないが、ものすごく音楽に対して熱心で、信じられないくらい勉強し、練習するからだ。ハバナの国立芸術学校を訪ねると、寮で大勢の学生がえんえんと楽器の練習をしているのを見ることができる。彼らは競争が激しいので、トップバンドから誘われるために、一日8時間くらい練習すると言っていた。一日に8時間も楽器の練習をするのは簡単ではない。そんなトレーニングを続けたミュージシャンだけが、トップバンドに誘われる。才能とはそういうものだ。一日8時間の練習を何年も続けることができる、それが才能で、それ以外、才能というものは存在しない。


p201
 治安が維持できなくなるほどの社会不安が起こるのは、政治の機能不全が前提となるが、そのためには経済が破綻していなければならない。経済成長が続き、国民の生活が安定し、将来に希望が見えるときは、どんなバカが政治をやっても国が乱れることはない。


p203
 最優先されるべきは教育だろう。日本の教育は、ごく一部の恵まれた層を除いては、旧態依然としたシステムのまま、放っておかれている。経済力による格差も広がり、それが固定化されつつある。貧乏な家庭に生まれた子どもでも経済的に成功する要因・システムが築かれていないし、政治的には模索されてもいない。そんなことをしても選挙に勝てないからだ。






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サイゼリヤが市川で生まれ育った店だと言うことは、かつてカンブリア宮殿で見て知っていた。札幌にも10店舗以上あり、生徒を連れて安上がりに終わらせるのにも使うし、喫茶店代わりにして作戦会議用に使うこともある。客層は上等ではないが、株主優待のオリーブオイルは上等だし、市川発祥だし親近感を持っている。


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コルトンプラザから本八幡方向へ、次女と妻の3人でぶらぶら歩いていたら、伝説の1号店があったのだ。既に国内では1000店舗以上展開し、中国を中心にアジアにも店舗網を展開している。中国での出店100店舗を超えた現在、苦戦を強いられているようだが、応援したいと思うのだ。

CoCo壱番屋の冷凍カツを廃棄せずに転売協力した「みのりフーズ」の代表が、善人ぶっている姿を見るにつけ、安さを売りにする店をまず疑うようになってしまった。「社会貢献企業としての」と自称するサイゼリヤには、みのりフーズの父っつあんに騙されないように注意して貰いたい。



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コメント 7

isoshijimi

サイゼリヤの一号店、歴史を感じますね。
緑色が少し色あせた感じがいいですね。

by isoshijimi (2016-01-26 07:16) 

足立sunny

そう聞きますと、ウチから歩いて1分のサイゼリアにもっと行きたくなります。
by 足立sunny (2016-01-26 08:34) 

hatumi30331

昔・・・・本にハマってた頃・・・・
村上龍を読みあさってた時期があったよ。
ハードなのが多かったけど・・・・
彼も丸くなったよね。へへ

サイゼリア、りんくうのシークルにもあるけど・・・
まだ入ったことないのよ。

今日はいいお天気の大阪です。
人権教室行ってきます!^^
by hatumi30331 (2016-01-26 09:18) 

繭

サイゼリア、うちの50m先にあります。
長話する友人と良く行きましたが、最近はなかなか行きません。。
サイゼリアは廃棄物は使ってないと信じたいですが、職場に入っているお弁当業者の揚げ物、食べて具合悪くなった人がチラホラ・・・。
もしかして、と思っちゃいますよね。
by 繭 (2016-01-26 10:44) 

soujirou-3

横流しのイメージはぬぐってもぬぐいきれないでしょうね
by soujirou-3 (2016-01-26 11:13) 

あるいる

安いものには安いなりのワケがある。
わかっていてもついつい目が行ってしまいます。
どう考えてもセントラル・キッチンで大量に加工された冷凍食品であるはずのファスト・フード店はできるだけ利用しないようにしていますが、近頃では個人経営の飲食店も怪しくなってきました。
あちらこちらにある業務用スーパーが目に入って来る今日この頃ですし、よく利用していた某洋食屋さんの裏口に業務用スーパーから仕入れたと思しきカット野菜のビニール袋やホワイトソース、デミグラスソースの空き缶を発見してしまった瞬間から、その店には行かなくなってしまいました。
こんなコトをいちいち気にしていたら、外食できなくなる日が遠からずやって来そうな今日この頃です。
新世界の安い串カツはともかく梅田や天神橋筋界隈の安い居酒屋さん、かなり気にいっていますから、ちょっとだけ心配です。
都会の汚れた空気を吸い続けても今のところ元気な僕、あと数十年はナニを食べても大丈夫のはずと腹を括るときなのかもしれません。
なるようになる、ですが、できるだけ危なそうなところは避けて通るしかありません。
危なそうでないところの見分けがつかないのが残念です。
流行作家でない限り、本屋さんから姿を消してしまうコトの多い新刊本や旧作本。
図書館にも蔵書がないことも多々あり、ときどき古本屋巡りを仕方なく慣行しながら、ネットでも探している今日この頃です。
マニアックな作家好みなのかなぁと、ちょっと苦笑いです。

by あるいる (2016-01-26 16:33) 

cafelamama

ご無沙汰しています。
「ナタリーの朝」がyoutubeにアップされてました。
日本語訳がついてないので、見にくいかもしれませんが
記憶に残っていたシーンを再見することができました。
お時間のある時にでも。
https://youtu.be/W5IMkGga1YI
by cafelamama (2016-01-26 16:51) 

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