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『 翔ぶが如く (九) 』   [司馬遼太郎]




昨日の作業結果
    水泳プカプカ    2.4㎞
    自転車をこぐ    20㎞
    歩こう歩こ    16846歩



「歩King」小樽遠征のダメージは、泳ぎでほぐしておいた。
ただ、札幌駅から北大構内を抜けたころ、歩くのがキツくなった。
本日は完全オフ、予想気温30℃だからこそ、露天風呂にでも行こうかと思う。





『 翔ぶが如く (九) 』 司馬遼太郎/文春文庫(2002年6月10日 新装第1刷)
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p94
 大久保利通も二月十七日に京都に入り、諸事を整頓し、旧御所をもって仮太政官とする旨、達示をおこなった。このままの体制で、太政官は西南戦争の大きな渦中に入った。
 岩倉具視は、留守居として東京にいる。
 この環境は、岩倉をひどく心細がらせた。岩倉ほどの、一種悪党のたけだけしさをもった男でも、公家あがりという素姓があらそえないのか、単独で物事をおこなったり、単独で責任をとったりすることにひどく臆病なようすであった。かれはしきりに京都の大久保に手紙を書き送った。
 戦況は、電報で報らされてくる。
 電報の威力が認識されたのは、この西南戦争からであるといっていい。
 三月九日付の「東京日日新聞」にも、
「蓋シ、電報ハ吾人ヲシテ戦地ノ実形ヲ数百里外ニ坐観セシムルノ快器タリ」
 と、書いている。もっともこの記事は右の文章につづけて、しかしその欠点は短すぎて事態のカケラばかりが新聞編集のデスクに山積し、戦況の細部もわからないし、かといって全体もわかりにくい、と正直に白状している。
 太政官においても、おなじだった。実況がどうなっているのか、その断片ばかりが電報で送られてきて、それを山のように積み上げても、政府軍が勝っているのか負けているのか、よくわからなかった。


p108
 山川健次郎は会津落城のときには数えて十五歳で籠城中の場内で沼間守一からフランス語を学んでいるといった少年書生にすぎなかったが、その兄の浩は二十代の若さながら佐川官兵衛とともに家老に列せられ、籠城の後半には野戦軍の総指揮をとり、山川浩は籠城軍の総指揮をとった。ついでながら戊辰戦争で、敵味方を通じて野戦軍の名将といえる人物は、長岡藩の河合継之助のほかに桑名藩の立見尚文、会津の山川浩とそれに佐川官兵衛があげられるだろうが、いわゆる官軍においては板垣退助以外にそれに値した者が居そうにない。


p156
 太政官が、私学校軍に対するのに会津人の憎悪を利用したというのは、政治のむごさと滑稽さをよくあらわしている、第三者からみれば利用された会津人が、こけのように見えるが、しかし当の会津人たちの感情からみれば違うであろう。会津人は戊辰のとき薩長から闇雲に「賊」にされ、藩ぐるみ凄惨な処刑をうけた。ところがこのたびは薩人が「賊」になった。それを会津人が「官」という正義の立場から叩っ斬るのである。本来、太政官そのものが会津の敵であるべきものであった。しかし会津人はそのことには目をつむり、眼前の私学校兵士を薩人とみて(それにはちがいないが)復讐の鬼になった。
 ひどくなまな感情だが、ゆらい憎悪というのはその次元が低いほど激しい。もっとも会津人の理性の次元においても、憎悪は生まれる。会津人は戊辰は西郷と薩人たちの私欲より出たものだと思っていたが、私学校決起を反革命と見ることによって確認した。その確認もまた憎悪を生んだといっていい。






アップルワインは私の好みではない甘ったるさであることがわかった


匂いをかいだら飲みたくなる。
飲むなら乗るな、乗るなら飲むな、乗るけど飲むのは運転しないから。



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余市まで遠征する目的は果樹園で果物狩りを体験するか、アップルパイを食べるため。
もしくは、マッサン効果の人出を見物に行き、試飲しちゃうことかな。
3人分を飲むとさすがに、「酔う」という実感がある。
アップルワインが甘くて気持ち悪くなってしまうのだけど、これだけは失敗だった。



夏休み、Burning Summer、大いに ファイト





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ファイト! 142

コメント 5

hatumi30331

今日はのんびり露天風呂?
いいなあ〜〜
北の国も猛暑だとか〜
今日はマシになったのかな?
甘いワインは、ジュースみたいに飲んでしまうので苦手です。へへ;
by hatumi30331 (2015-08-06 06:37) 

あるいる

百数十年前からすでにその時代の最新鋭機器を使った情報戦は大事だったと思いながら、そのずっと前はのろしや手旗信号というアナログな情報戦はあったのだと気がつきました。
気がついていないのは、官公庁の情報が漏えいするだけでなく電話を盗聴されてもまったく気付かず、セキュリティーは万全だと言い切るどう見てもアナログ感覚の政府高官たちだけなのかもしれません。
ニッカにはたしかシードルというリンゴの発泡ワインがあったと記憶しているのですが、一度飲んだ記憶はあるはずなのになぜか味は覚えていませんしリピーターにもなりませんでした。
もしかしたら甘かったのかもしれません。
甘い酒、苦手です。
そのせいか、ひな祭りの甘酒をのんだコトがありません。

by あるいる (2015-08-06 16:35) 

JUNKO

泳いで筋肉をほぐすなんて発想さすがですね。どこまでタフ何でしょう。今日も蒸したのでしょうが半日会合だったのでわかりませんでした。
by JUNKO (2015-08-06 20:40) 

Lonesome社っ長ょぉ〜

まずは完歩おめでとうございます。鉄道と同じようなルートならば、
前方に小樽の町並みが見えた時、熱いものがこみ上げてきたのでは
ないでしょうか。脱水気味の身体で訪れた余市での試飲、しかも3人前
はかなりこたえたのではありませんか?しかし、めげずの翌朝トレー
ニングはもう既にウォーミングアップの領域かと思わせますね。

by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2015-08-06 21:17) 

Take-Zee

こんばんは!
北海道も暑いようですね。
こちらは7日間猛暑日のようです。

by Take-Zee (2015-08-06 21:47) 

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