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『たぶん最後の御挨拶』   [東野圭吾]





オレたちって潔いんだね、って言うと妻が、オレたちって誰? と言う。

オレや東野圭吾だよ。要するに大阪で生まれてサービス精神を持って育ち、全国を移り住み、現在は大阪以外の場所に居を構え、頭の上がらない姉貴がいるような男、と言うと、あそー、と再び妻に笑われた。

エッセイを読むと、つい、作家を身近に感じてしまう悪癖。





『たぶん最後の御挨拶』 東野圭吾/文藝春秋(2007年1月30日 第1刷発行)
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そんな潔い東野圭吾が、エッセイはこれが最後と書いていて、納得。
彼の、デビュー後の苦節10年は、大変だったんだなと思った。
サービス精神旺盛の彼は笑い飛ばしはするが、苦しかったんだな。

『天空の蜂』 の取材に3年、いつでも彼は本気だった。
特に、江戸川乱歩賞への応募での真摯な姿勢には敬服する。
しばらく、東野圭吾待ちであるが、ドラマと映画で、復習しておくかな、WOWOW で。




p181
 推理作家というのは因果な生き物である。小説に限らず、テレビドラマ、映画、舞台など、とにかくストーリーを形成しているものを目にすると、その論理的整合性を検討せずにはいられない。


p233
 もちろん質問される内容は似たり寄ったりである。作品が映画化されてどんな気分かとか、最新作ではどういったことを描きたかったのか、とかだ。しかし同じことばかり質問されてうんざり、なんてことは全くない。先方にとっては初めて質問することなのだ。こっちとしても答えが決まっているから楽だ。その場で悩まなくてすむ。


p234
 不愉快にさせられることが全然ないわけではない。私が一番いやなのは、インタビュアーという立場を利用して、読者と作家の間にあるルールを破られることだ。たとえば次のような質問を受けた時だ。
 「これは個人的にお尋ねしたいんですけど、この小説のラストは、××が○○だったということでいいんでしょうか」
 「で、結局この二人の関係はどういうものだったと解釈すればいいんでしょうか」 
 こういう質問を受けた場合、「それはあなた御自身が考えてください」と答えることにしている。当然だろう。大多数の読者は、作者に直接質問することなどできない。皆、自分で考えているのだ。書かれたものだけで内容を理解するというのが、読書のルールではないだろうか。こちらもそのつもりで執筆している。
 無論、だからこそ私は、自分の作品がどのように誤解して読んでも文句はいわない。誤解されたのは自分の書き方が悪いか、あるいはその読者との相性が悪かったせいだと思うからだ。作家の中には、「読み方が悪い」とか「そういう読み方はされたくない」とかいう人が時々いるが、それもまたルール違反というものだろう。






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先月、ご近所で写した。
アゲハチョウは喧嘩するらしく、ハネが破れているのはその証だとか。
ak1-buc さんのブログを読んで知った。



政界再編と言って、北海道の開墾に希望をどう組み込むのか。
玉砕に出た民進党、変だったから別にイイけど、税金、おいおいだ。
若い連中に金を掛けてやってくれ、それと、オレにも。

どうも希望が見つからない。
僅かずつ快方に向かっている腰痛、ワインが一番効くね。
国難突破解散、政権選択選挙、また騙されるのかと思うと、ちょっとね。




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『人魚の眠る家』   [東野圭吾]




アッポゥパーィ

アドバイスを受けながらも

何とかしあげることが出来た


入門編を終了した程度だが






『人魚の眠る家』 東野圭吾/幻冬舎 (2015年11月20日 第1刷発行)
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東野圭吾は、2006年に『容疑者Xの献身』で第134回直木賞を取っており、2014年から直木賞の選考委員となっている。そんな彼だが、「直木賞を狙って書いた」ような作品で、いわゆる事件物、探偵物の推理小説ではない。全体がベールに覆われて、謎めいた物の正体が明らかになっていく所は、いわゆる推理仕立てではあるが。

それでも、彼は自身の興味関心である、家族の「脳死」に関して、自分なりの答えを見出そうと彷徨ったのではないだろうか。 例によってお上手な筆で読み進んでは行くけれど、読後感は少々重く、うーむと、晴れない気分だった。わが子に置き換えて考えてしまうから重くなるのであろう。それでも東野圭吾だから、妻も追っかけ、即座に読み終えていた。やっぱり、探偵小説が良いな。






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オレは美味かったよと、アップルパイ好きだから、言う。
まだ妻の絶賛は得られない。
アメリカの母の作る味を模索し、シナモンを購入してきた。


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台風5号に振り回される世間様。
我が家の回りは良い天気で、頭でっかちに、洗濯物を干した。
それでももうすぐ、台風の影響は出そうである。


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野菜をたくさん購入してきた。
函館では、「キミ」とか「トウキミ」と言ってたトウキビ、玉蜀黍。
今までで2番目に甘い、おししいものだった。

アップルパイより、妻はこちらを楽しんでいた。
それでもいいんだ。
いずれ、アップルパイでしびれるぜ。





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『天空の蜂』   [東野圭吾]




ある所で断念すれば

心の平安を

手に入れることがデキル。


だが、まだ、諦めきれないでいる。




いま多くの日本人が何より目を向けるべきは人間の「生きるかなしさ」であると思っている。人間のはかなさ、無力を知ることだという気がしている。   (『生きるかなしみ』 山田太一/ちくま文庫 より 「断念するということ」)






『天空の蜂』 東野圭吾/講談社文庫(1998年11月15日 第1刷発行)
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我が家では長女だけが、面白いと表明していた。
家庭内の東野番付では、『ナミヤ雑貨店の奇跡』 『夢幻花』 『白夜行』 『マスカレード・ホテル』 『流星の絆』 『新参者』 『麒麟の翼』 『マスカレード・イブ』 『ガリレオの苦悩』 『容疑者Xの献身』など、ザッと出てくるのだが、この『天空の蜂』は、長女だけが推していたのである。

発行時期を考えると、福島原発より以前から、東野圭吾は原発に関する危機意識があったのではないか。そう思えるほど、あり得ないクーデターを頑なに実行させようとしていた。しかし、3.11を過ぎて、「良識」に覚醒した私たちは、少なくとも「犯人」に心情的同意をしながら、読むことになるのであろう。あるいは、既読者は、福島が起きた時、やっぱりな、と思ったのではなかろうか。

長女好みと思える作品構成、描写、展開であった。 良質なアメリTVカドラマのように場面転換し、幾つもの場面で、登場人物が同時に動いている緊張感が、最後まであった。「見せないで」見せるという手法は、東野圭吾のお上手な手口であろう。600ページを超える文庫だが、あっという間に読み終えた。 映像化しやすい、すでに映像を意識した小説だった。





お花見に行ったのですが失礼しましたお嬢様

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ちょっとお花見に、花屋さんへ行く。

あらいやだ、私ってキレイ?

もちろん花屋さんの花を狙ったんだけど・・・。






不謹慎ではありますが 味噌ラーメンを作って食べました

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少し涼しいし、妻に献上する味噌ラーメンの試作をした。
なかなか美味しくて、もう少し野菜も増やすかと考えた。
タマネギのすり下ろしを入れるのだが、入れることができなかった。

できなかった理由は簡単で、タマネギってどうすり下ろすのかが不明なのである。
そこんところを研究し修復すれば、秋風の吹く、もうすぐの時期に献上できる。
次は、チャーシューの仕込み研究である。




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『名探偵の呪縛』   [東野圭吾]





 世間を蔑(さげす)んで孤高を誇るのではなく、世間に埋もれながら自分を高く持するためにこそ、「教養」はある。   (村上陽一郎)





『名探偵の呪縛』 東野圭吾/講談社文庫(1996年10月15日 初版第1刷発行)
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本格推理小説を楽しんだ時代があった。
エラリー・クイーンを読み、アガサ・クリスティーを読みあさった時期がある。
脳味噌がそういう謎解きを欲していたのだろうが、二十代前半までか。

その後、松本清張にハマってしまい、取り憑かれたように読んだ。
特に短編はカッパ・ノベルズで11巻、文体修行として読みまくった。
確かにその文体も素敵だが、社会派推理の世界を楽しんだ。

その後、人が勧めるのは読むが、とんと、推理小説は読まなくなった。
そして数年前から東野圭吾にハマった。
彼は本格推理は限界が来たと感じているようで、その持論を主人公に展開させている。

東野圭吾の作る世界、すなわち、盛り上がりと起伏には欠けていた。
どうしても密室には、膨らみが欠ける。
人物が描けなくなるので、単調となる。

それでも妻は、読むかなと、寝室へ持っていった。
彼女は最近、電気スタンドを持ち込み、寝室読書。
そういう読書は、5秒で寝てしまう私には出来ない芸当だ。





◆ 水菜と豚肉のペペロンチーノ
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パスタを究めたいと思ったのは、妻の休日に、ランチとして提供したいからである。
できたら、妻も白ワインを飲んでくれると、お洒落な夫婦になれるのだが。
と言っても、私がオッサン領域で寝っ転がっているのだから、お洒落にはなれない。

妻に尽くすとか、家族に尽くす、あるいは、客人をもてなす。
これを実現する方法としての「料理」に、活路を見出そうとしている。
簡単にはいかないだろうけれど、意識して、新しい味を求める。

そう言えばエラそうにする先生のペペロンチーノ、あれは美味かったな。
遊びに来た生徒が、いつか、そんなことを思い出すのも嬉しいやん。
簡単に見えて、美味いもの、作ったるでぇ。




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『雪煙チェイス』   [東野圭吾]





世の中には、勘違いをした上で、大きな顔をして生きている方が大勢いる。
私もきっとそんな人間なのかも知れないが、謙虚さだけは失わないように意識する。
自分は勘違いしているかも知れないと、自制し、思い上がりにブレーキをかける程度の謙虚さだが。





『雪煙チェイス』 東野圭吾/実業之日本社(2016年12月 5日 初版第1刷発行)
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東野圭吾の推理小説としては、自分にとって久々である。
いろんな部署の、所轄と本庁、スキー場などの縄張り争いや主導権争いはお手の物。
場面がスピーディーに転換され、緊迫感があり、楽しく読んだ。

「白銀ジャック」「疾風ロンド」に続くスキー場を舞台にした3作目。
犯人探しではなく、無実を証明する展開。
『逃亡者』で、片腕の男を捜すリチャード・キンブルみたいなもの。

魅力的な登場人物、千秋も、いよいよ引退を決意し、寂しさがある。
安心できるブランド、東野圭吾。
妻も、あっという間に追いついて読んでいた。




p269
「自分でいうのも何だけど、わりとやったほうだと思うよ。オリンピックには出られなかったけど、悔いはない。だから、そろそろ次のステージに移らないといけないということも頭ではわかっている。若い時期っていう時期は、とっくに過ぎてしまった」

「家業を継ぐことが決まったら、もうこっちの世界には戻ってこない」

「本気だよ。それぐらいの覚悟が必要だと思っている。あっちもこっちも適当にうまくやって、なんていう甘い考えは、たぶん通用しない。趣味で滑ったらいいじゃないかっていう人もいるかもしれないけど、そういう中途半端なことはあたしには合わない」






◆ 玉ねぎ丸ごとのコンソメ味スープ
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玉ねぎが甘くて美味に出来あがった。
丸ごとの玉ねぎはレンジで7分加熱、その後に煮込む。
柔らかくて、スプーンで崩れてしまうほど。

おもてなしレシピの先頭に入った。
スパークリング・ワインに合うかどうか。
きっと合うに決まっている。

近々、教え子が来る。
もちろん、練習を重ねた成果を発揮する。
そしてもちろん、思いっきり酔っ払ってやる。




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『恋のゴンドラ』   [東野圭吾]





やっぱり東野圭吾は読みやすいよね、いいよねぇ、と妻が言う。
夫婦そろって、主たる東野圭吾を読破しており、待機中。
新作、近作は、図書館の待ちが1000番近い待ち。

母の病院に30時間詰めていた頃、発狂寸前だった。
マットウな脳味噌を維持するために、寝屋川市駅前の書店で買った。
定価購入してでも、脳ミソ娯楽でガス抜きをしたかった。




『恋のゴンドラ』 東野圭吾/実業之日本社(2016年11月 5日 初版第1刷発行)
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いくら読んでも「事件」は発生しないのだった。
密室殺人も、ゲレンデ殺人も発生しないのだった。
あれれ、と読み進めていて納得した。

ある意味で、恋愛心理というモノこそ推理仕立てになる。
おそらくそういう手腕を発揮して遊んだのだろう。
そうだよね、恋の心理戦は、探偵と犯人と、同じくある。


妻が読み始めた時、事件は起きない恋愛小説だよ、と教えた。
いいの、久しぶりの東野圭吾だから。
拙宅では、圭吾とも東野とも呼ばず、東野圭吾とフルネームである。

阪南高校の、最初で最後の有名人。
大阪の生んだ、語り部。
脳味噌娯楽のために、連続定価購入で、甦った。







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(八重洲中央口 6月16日)

東京ってお洒落な街だと思う。
人が多くて金もあるから広告に金もかける。
190万都市 札幌も道内では大手だが、田舎かな。

ついつい、花の都 大東京では、焦っちまう。
こんな貼り紙にどれだけ商売効果があるかは知らない。
それでも、植木のそばに座って、見ていても飽きない不思議。


札幌の29℃は暑い。
しかし本州では猛暑日も発生する。
関連都市大阪、東京、筑波、真夏日や猛暑日大接近に、幸多かれ。




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『ブルータスの心臓』   [東野圭吾]




        「駆けつけケイゴ」と、最近よく聞く。
        「駆けつけ三杯」ならぬ、「駆けつけ圭吾」か。
        そう思うと、読みたくなるのが東野圭吾、暫く読んでいない。

        『人魚の眠る家』が、待ち順位 1069。
        『危険なビーナス』が、待ち順位 1057。
        すぐ借りられそうなのをアタックした。

        紀元前44年 カエサル暗殺
        ブルータス、お前もか
        東野圭吾44冊目 なぜか 『ブルータスの心臓』 だ。






『ブルータスの心臓』 東野圭吾/光文社文庫(1993年8月20日 初版第1刷発行)
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        寝る前に読んだからか、夜中に、妻を起こすほど叫んでしまった、オレ。
        寝る前に怖い物を読むからよと、風呂上がりなのだが妻は涼しい顔をして言う。
        うーん、でも怖かったんだもん、と甘えておく還暦を過ぎたオッサンの朝。

        推理小説としては、始めからどんでん返しで、れれれと思うのだが。
        伏線として、いつもの緻密さがあったかどうか、1989年発表のこれは初期の作品。
        トリックも面白かったが、作品の仕上げを急ぎすぎた感がある。

        独立した「序章」があって、それ自体が伏線になる手法は彼もよく使う。
        序章の置き方として『夢幻花』あたりになると、良い仕事をしてる。
        この作品では、序章と本編の距離が近すぎた。

        しかしながら夜中に、夢の中の恐怖感で叫んでしまったのは、序章の影響。
        あまり大きなことは言えず、怖い夢を見させる効果はあった。
        駆けつけ圭吾で1冊読み終えただけ。 誰にも薦めることはない。

        それでも、やっぱり文章が上手いし、話の進め方がお上手だ。





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        「駆けつけ警護」とは、いったいどう英訳できるモノなのだろう。
        「駆けつけ」感は、日本語の誤魔化しとして十分に出せてはいる。
        江戸時代の、火消しみたいな、軽い雰囲気は出せている。

        しかも、「警護」だから、警察犬シェパードみたいに可愛くしてある。
        だがしかし、そもそも、自衛隊と軍隊と、外国の方は見分けなどしない。
        その機能自体は、オブラートでは覆いきれないモノなのだが。

駆けつけ警護  離れた場所にいる国連や民間NGOの職員、他国軍の兵士らが武装集団などに襲われた場合に助けに向かう任務。



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        国内でいくら誤魔化しても、中央突破出来ても、紛争地帯で通用はしないな。
        まだしも、自国の軍を持つ手続きが先だろうが。
        アメリカの言いなりになって、「ボク知りません」状態になりかけている。

        トランプ騒ぎを機に、領海領空を守るために、米軍に出ていって貰う。
        そして、自分の力でどうやって守るのか、それが正しい。
        フィリピン大統領の方がまだ男前だ。

        防衛大臣、運気の下降が感じられる。
        弾が当たったら、国会で泣いても取り返しは付かない。
        今夜は夢で叫んだりはしないぞ。




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『パラレルワールド・ラブストーリー』   [東野圭吾]




3月になった。
北海道の公立高校では、3月1日が卒業式である。
私が教師になった頃は、3月10日だったが、どうしてだろう、なぜか早くなった。

今朝は午前4時を過ぎた頃から、強烈な風となった。人気の嵐である。
昨日も、帰りの特急が何本も運休となり、かろうじて2時間遅れの特急で帰ることができた。
そういう場合には、満員御礼で立ち席となり、江国滋の講演を聴きながら帰った。
今日もそうなるであろうから、桂米朝を搭載していく。



『パラレルワールド・ラブストーリー』 東野圭吾/講談社文庫(1998年3月15日 第1刷発行)
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久々の東野圭吾である。
筆は上々だが、なにせパラレルワールドだから場面があっちこっちして、ちょっと疲れた。
2012年の公式ガイドでは23位だったが、今なら30位は超えているでしょう。

ただ、筆は上々とした一つに冒頭のシーンがある。今でもそうなのかも知れないが、山手線と京浜東北線が併走する区間があって、私も、あちら側の車中の人を垣間見るのが好きだった。手に取れそうなほど近づいて走る電車の中を見て、彼らの笑顔の理由を考えたりするのが好きだった。

主人公が中心人物の麻由子を初めて見て意識するのがその冒頭シーンで、あちら側の電車とこちら、まさにパラレルワールドの象徴となる。

グウィネス・パルトローが主演した『スライディング・ドア/SLIDING DOORS』 (1997) というわたし好みの映画があるけれど、この映画の場合は、電車に乗り遅れた場合と、うまく乗れた場合の人生が、2つの運命にわかれて展開していくのだけど、そういう予感を持って読めた冒頭シーンであった。



またまた次女様に感謝

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この時期に届けられる宅急便は、よく冷え切っている。受け取った箱からしてキンキンに冷えていて、すでに飲み頃だから飲んだ。不二家のネクターが甘ったるすぎたけれど、どろっとした部分にまとわりつく甘さと、そのドロリを排除した爽やかさ前面の、美味しい飲み物でしたね。トーストと共に頂きましたよ。感謝、感謝。




たまたま三女ちゃんの好みを知る

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三女ちゃん、タコライスが好きだってよ。

三女とフード・コートに立ち寄り、何を食べるか二人で迷ったあげく、彼女の選択に少し驚いた。意外な選択に理由を尋ねると、ジュニア・パンパシフィック 大会でハワイ遠征した時に、機内食で食べたら美味しくて、それ以降好きだという。何も知らない父を知り、少しばかりショックだったのである。

気がつけば、我が子はみんな、知らない女性になっていく。お父さん少し、・・・不安。



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『パラドックス13』    [東野圭吾]




久々に東野圭吾を借りて読んだが、あまり楽しいものではなかった。
突然に極限状態に陥った人間がどう行動するかという実験だが、話の筋はありきたり。
倫理観は、どう崩れていくのか、一部には考える所はあった。
暇つぶしの読書には良いかもしれない。薦めない本。



『パラドックス13』 東野圭吾/毎日新聞社 (2009年 4月 15日 第1刷発行)
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p142
「じゃあおまえは、何の行政サービスを受けなかったか。文明の利器を使わなかったか。文化や娯楽を味わわなかったか。おまえよりも先に生まれて社会に出た人間たちが、税金を払い、科学や文化の発展に貢献したから、おまえという人間がここにいるんだ。違うか。それとも、それらのものがすべて消滅したから、もう恩義も感じなくていいというわけか」
 誠哉の剣幕に、冬樹はたじろいだ。返す言葉が思いつかなかった。今いわれたような考え方を、これまでにしたことは一度もなかった。「目上の人間を敬え」と親や教師にいわれてきたから、道徳の一つとして捉えていたにすぎない。


p142
「人はいろいろなものを拠り所にして生きている。それは家庭だという人もいるだろうが、会社だという人間がいてもおかしくはない」登山服を着ながら誠哉はいった。「どういうことで喪失感を覚えるかは人それぞれだ。そこへ土足で踏み込むなんてことは、誰にも出来ない。許されることじゃない。





聞いたことはあるが知らない言葉

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JR北海道の中吊り広告だが、見ていて不思議な気分になった。
中性じみた「行けメン」の坊主ではなく、言葉、「やらかい冬」に対して、むー、と思った。

「柔らかい冬」があるのかと思うのだから、意味は通じている。
しかし、「やらかい」をお笑いの方が使っているのは聞いたことはあるけれど、私は使わない。
関西弁であるのだろうが、北海道の人は文字で読んで、何と感じるだろう。




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放課後   [東野圭吾]




『放課後』 東野圭吾/講談社 (昭和60年 9月 10日 第1刷発行)
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1円で買った古本を発掘し、読んだのだが、古い。昭和60年の刊行だから1985年である。江戸川乱歩賞を受賞した作品である。作者27歳の作品(今のデンソー社員だった頃)。東野圭吾の出発点となる物だが若い、と思えるほど、解決部での饒舌、参った。

ただ、面白かったのは、巻末に第31回江戸川乱歩賞の「選後評」が全て掲載されており、これは嬉しく読んだ。どういうわけか、斜に構えて生きている私には、選後評を批判的に眺めるのが趣味である。こういう味な、選後評掲載と言うことを、最近はしない。さらに面白かったのは、第32回の応募規定が1ページ広告で掲載されていることだ。笑った。







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いい、有酸素運動になりました。イベントでチーバくんもきていました。
次女からのメールにはそう書かれていた。週末に暇だったから、市川から亀戸天神まで1時間かけて、自転車で行ったそうだ。それを聞いた妻は、「えーっ」と驚いたが、オレなんてディズニーランドまで自転車で行くぞ、と言うと、妻は「ディズニーの方がずっと近いよ」と言う。

そう言われてしまえば私は黙るしかない。
しかし、次女は「普通の女の子」に戻ったのではなかったか。


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