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ドンちゃんのこと   [むかし噺]





知らないと言うことは、損?
時々、そう思うことがある。


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昔、初任校の一日一善クラブで、海辺の掃除をしていたが、捨て犬がカラスに食べられていて、生徒が可愛そうだと言い出した。 そんなん知らんやん、と言うと、野球部の少年が、ボクは将来教師になりたいんだけど、先生がそんなんでいいのか、と言うは易しだ。


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結局、捨て犬を拾ったは良いけれど、面倒を見るのは先生やないけ、可愛そうだと言って、ボクの家では飼えないって言われたと、私を諭した生徒は言う。 なんだかなぁー、拙宅で飼う羽目になり、道北の田舎から、函館まで連れて行くことになった。


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それでも、「首領(どん)仁佐衛門(にざえもん)」と名付け、あとから女の子だと分かり、去勢手術をし、ドンちゃんは家族の一員となった。 道内のあちこちの旅を、「家族」で、ずっと一緒だった。 彼女と過ごした7年は、たくさんの幸せな思い出になっている。 病気で死んだけれど、函館に眠り、心の中には生き続けている。


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ホタテの貝柱を見てドンちゃんを思い出すのは、彼女の好物だったから。

生徒の面倒見が良すぎたので、よく、奥尻から出てきて下宿している生徒の親が、大量に送ってくれたので、何も知らず、こんな高額とは知らず、おいしいね、ドンちゃんも食べる? ワン、てな感じで、一緒に食べたものだ。ずいぶん食べまくったけれど、あいつ、10万円分くらいは軽く食っていた。いま思い出すと、うふふ、なのだ。




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