有終の美を飾っておくれ [@miina1207]
今日、三女が鹿児島に帰ります。
2週間あまりの休暇を共に過ごせたのは幸せでした。
休暇の前半には実習が入っていたので、あまり遊んだ記憶はありませんでしたが。
それでも連日、娘は精力的に食べ歩きをしていた食いしん坊です。
雨と晴れがめまぐるしく入れ替わるお天気が続いています。
三女のリクエストにこたえて、東急百貨店にシュークリームを買いに寄りました。
気がつけば、あっという間の20年が過ぎ去っていたのでした。
32GBのUSBに、20年分の三女の写真をコピーして移動させました。
リクエストにお応えしたまでですが、ちょっとしんどかったですね。
火曜日は恒例のアスリート食堂です。
・「お庭で獲れたミニトマトの酢豚ふう肉巻き」、これが絶品、おもしろい食感に商品化の価値発見。
・「和風さつまいもポタージュスープ」はデザートのように楽しめました。
・「長芋とワカメの酢醤油和え」、他が凄すぎて目立たない存在になってしまいました。
・「こんにゃくと人参とゴボウのゴママヨ」、音を立ててバクバク食べてしまいました、おかわり!
・「マッシュポテトのグラタン・ドノフィア」、もー、お腹いっぱいです。
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『小説の書き方』 [読書 本]
涸れた筆よりは瑞々しい勢い
『小説の書き方』 森村誠一/角川oneテーマ21 (2009年 4月10日 初版発行)
「小説道場・実践編」と題している割りには大したことはなかった。昨年の春からいま時分にかけて、開放講座で『書くための短編小説研究』を実施した。ある程度の骨格は出来ていたけれど、参考になればとあれこれと資料を集めた。その中で、漏れてしまって読み損ねた物だったが、忙しい時期に読まなくて良かった。
基本的に、どんな物を読んでも、「収穫ぅ~」と抜き書きやメモをするのだけど、何もなかった。何もなかったと、言い切れる域にまで自分は達しているのかと、思い上がりもした。
40年ほど前、飛ぶ鳥を落とす勢いの彼の作品を同時代で読んでいた。あの頃はエッセイも魅力的だったが、『悪魔の飽食』以降、彼からは離れた。「資料」として入手していたが、勘が働いて読まなかったのだろう。この冊子、執筆時の彼は75歳、うーん、涸れちゃったかな。
人間は枯れていくのだと、しみじみと思った。そういう、しみじみと思う経験が出来たのが収穫かな。勤務校の図書館に、こっそり置いてこよう。
今日、学校の図書館で借りてきた村上春樹の『女のいない男たち』の「まえがき」8ページを帰りの電車で読んだ。ある意味で、作者自らの、執筆姿勢が書かれていたのだけど、森村氏1冊以上の、大収穫があった。そうかそうか、村上さんはそうしているんだと、瑞々しい勢いが重要と知る。
涸れた筆よりは瑞々しい勢い
だからスーパームーン
涸れちゃあいないか? オレ。
ファイト!
毎日書道展 [ひと]
朝から快晴のち豪雨ときどき曇り
ひどいお天気の変化を突いてゲージュツの秋を始めた。
日曜が最終日の毎日書道展、北海道展を見に行った。
義理ではあるが、友人の書は好きだから行った。
はいるまでは豪雨だったが、出てくると快晴だった。
友人の書はなく、3人のお弟子さんの書は見つけた。
大量の作品の中から、よく見つけたなと思っている。
こちらは運営委員の展示ギャラリー。別のビルへ移動だ。
「たんぽぽたんぽぽ 砂濱に春が目を開く」
そう言えば先月末、函館の友人宅へ遊びに行くと、「たんぽぽ」があった気がする。
かなりの数を書いていて、選考を終えたばかりの頃だったと思う。
ノンビリとした空気が流れていたと思う。
篆刻も含め署名スタイルが少し、うーん、だいぶ変わった気がする。
以前の、むかしの署名の方が好きだが、署名と呼んで良いものかどうか。
時に、こういう冒険的な、躍動感ある線が好きだ。
これを「南無」と読めるかどうか、・・・読める。
ただ、バランスは好みではない。・・・好き好き。ゲージュツだし。
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札幌散歩 [日常]
札幌もいい
札幌市に移り住んでちょうど20年目だが、現在の人口は1,948,262人。
移り住んだ頃は170万人だったから24万人の増加であるが、緑は十分に残っている。
散歩コースが多くて、北大の懐の深さが効いている。
農学部の実験農場は臭うこともあるけれど、生きものたちのニオイだ。
車両規制をかけているのは正しくて、不便こそ環境を守る。
自分の足で歩け、その原則に参加したい。
或る人が言うには、
その昔の英国紳士然と雨でもないのに傘を持ち歩くのは我が身を守るため
世の中の不条理や欺瞞に目が行くのは家族と自身の生活を守るため
傘は日傘や雨傘だけではなく、カラスからその美しい身を守るためにあるのですわん。
覗き見する木 (Peeping Tom)
公団住宅のような場所が売りに出ていた
誰か奇特な方がこの入札に勝ち残って、美術館建設をなさらぬか。
やがて200万都市となるSAPPORO、美術館の数が少ないと思うのです。
寄付をしたいけど金はなく、国立競技場予算に上乗せしてくれないかな。
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豚丼の旅 二日目 [味]
ふたたび豚丼
味の改良革命が起きたのではなく、バラ肉を選んだら美味かったのでした。
ロースも良いのかも知れないけれど、美味はバラ肉にあり。
見る食べる遊ぶ小旅行の前になると、拙宅には「るるぶ」が大量に積み上げられる。
そういう旅の噂、作為的情報誌を図書館で一気に借りるようだ。
家族力を発揮して、CDは10枚、書籍・雑誌類は50冊まで借りられる。
さて、「ぶた丼のとん田」は「バラぶた丼」を売りにしている、ここで決まりだ。
「行列覚悟」で早め早めの行動で乗り込んだものの、行列に違和感あり。
ライダーたちも店の周囲を歩き回り、臨時休業を嘆いている。
相模ナンバーのおじさんライダーたちも、どこにしようかと迷走に入る。
腕を組む人、呆然と店を見上げる者、小さな張り紙を見ながら腕を組む人。
おそらく、かなりの方々が、怒りではなく、胃の腑の嘆きに対応しきれないで放心していた。
それならば、片っ端から覗いてみて、雰囲気を主たる基準に、店を自力で探そう。
そういう判断は女性陣に任せ、運転手はボクだ。
帯広市内を走り回ること、30分、連日、気にはなっていた店を調査する。
次女様の、魔法のようなスマホで調べ、ここは、夜の隠れ家と知る。
しゃぶしゃぶにコース料理、懐石が主で、上司が部下をナンパする店なのかなと勝手に妄想。
古めかしい一軒家を改装していて、2階へは急な階段で昇るのだ。
そうなると、いくら感じが良くても、泥酔好きの父には来られない店だろう。
おしゃれな感じだが、さて、問題は、味だ中身だ豚丼だ。
店の言うには、
網焼き豚丼/きれいな霜降り肉のかみこみ豚に特製ダレを絡め、網焼きで。ふっくらとした食感で、肉の旨みが口の中で広がる。(900円) ・・・らしい。
実に、微妙な美味さだった。
この「微妙」は、「上品」と言いかえても良く、脂分を感じながらもギトギト感はないのだ。
答えから言うと、「美味かった!」なのだけど、バラ肉ではないので理由が不明だ、でした。
事後学習にて理解した「かみこみ豚」に要因あり。
かみこみ豚とは赤身に脂が差し込んでいる豚肉です。豚全体の約3%~5%しかいない極端に脂がのっている豚で、100頭におよそ3頭という貴重な豚です。しかし近年その出荷数はどんどん減少しています。その背景には「豚肉は赤身が多く見た目がきれいである」という消費者心理が一番の原因です。かみこみ豚のロース肉はまるで和牛のようなきれいな霜降り肉になっていることもあり、その柔らかな豚肉は一度味わうと食べた者を虜にします。
豚さんも一緒に
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豚丼の旅 初日 [味]
豚丼
別にたいした物ではないと思ったのが、2008年8月。
長女と帯広駅前の「ぱんちょう」で並んでまで食べたのだが、格別ウマイとも思わなかった。
それは三女が中2の競泳で2種目優勝し、800mだけ標準タイム突破で全国決定の年。
「帯広の森市民プール」での応援だが、隣接のテニスコートには少しばかりの人がいた。
三女の予選を終えて、決勝までの時間、遠くから覗き見した。
そこに来ている人が、クルム伊達公子であることを知ったのは、豚丼を食べるときだった。
まったくの地方大会に出ていると言うことは、復活の年ではなかったか。
あれから7年、クルム伊達もおばさんに磨きがかかり、三女は成人した。
若奥様(次女)とプリンセス(三女)主導で、本物の豚丼を捜した。
次女の曰く、豚バラじゃないと豚丼ではない。
2008年8月の我が豚丼経験は、ロース主流だから、感激しなかったのではないか。
電話は「良い肉(4129)」と、選んだ番号の模様。
満員御礼、列こそ出来てはいなかったが、ひっきりなしに出たり入ったり、高回転。
パートがおばちゃんという所が、ブーブーだったかもしれない。
私はミックス(ロース半分、バラ半分)を選んだ。
北の食職人(次女)の言うとおり、バラ肉が豚丼としては美味しいのだと理解した。
少なくとも、こってり好きの次女や私には、豚丼はバラ肉こそだと知る。良い経験だった。
ぶたいち(豚丼一番)は、私の豚丼イチバンになったのである。
豚さんにも感謝、次女様にも感謝、パートのおばちゃんには感謝なし。
また来る日まで、記憶に残しておきます。
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あらしがきた [ひと]
嵐が来たぞ、と櫻井クンが吠えていた。
連呼でもあった。
彼らはある種の権力でもあろうか。
彼らが4日間で宮城県に起こした経済効果が、90億円を超えるという。
もうこれは、現象と言うより、権力であると思う。・・・宗教かも知れないが。
テレビで見る限り、迷惑そうにしている人がいない。地元の皆さんが笑顔。
彼らがネットで通告し、「安保反対!」なんて叫べば、20万人は動くのか、おそるべし。
くわばら桑原クワバラ。
なんば駅。
なんだか懐かしい着色の電車が止まっていた。
懐古趣味はないが、ステンレス色の物よりは、色があって良いのだと思う。
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美味ザ・モルツ [味]
16時間かけて長女はドイツに着いたようで、安心。
不器用ながらドイツの生活が始まったようで、安心。
娘のブログに言う、
アパートには到着しましたが、今度は鍵に苦戦。日本と異なり、ヨーロッパはドアノブではなく、鍵を回してドアを開けます。私は毎回この「鍵を回して、ドアを押して中に入る」ということが出来ません。今回も20分近く奮闘して、ようやく入室出来ました。
次女さままたまたまたご当選
エグザエルのおじさんたちがCMに出ている「ザ・モルツ」、飲めばなくなる。
美味しかったけれど、飲めばなくなる、また当ててぇ~と願ったら、当たった。
さっそく、そりゃもう、シルバーウィークやんけ。
カレーは献血して、貰ったらしいが、食べるのはオレかな。
秋の夜 瓶が鳴るなり 宴去る
「高齢の飲み会」と称していたけれど、次女の手料理会となり、恒例になった。
来月は、友人の修学旅行明けになるのだろうか。
私は、帯広遠征の報告になる。
それを待つのも、また、楽しみである。
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大丈夫なのかな [考え方]
「18歳選挙権」 改正公選法成立 16年夏参院選から適用
教育の現場に対して、教育委員会や管理職が頭を悩ませていることがある。
目の前にいる高校生が選挙権を得て選挙に参加する。
確固たる信念を持って選挙に参加する18歳、19歳が、はたしてどれほどいるだろうか。
「先生」はそれを心配して、余計なことを口走りそうである。
あるいは、先生自身が国政に関して熱心であるあまり、つい、熱く政治信条を語りそうである。
社会から隔絶された教育現場は、甘く無防備な地帯で、選挙違反の温床ともなりかねない。
その点を危惧した管理職からのメッセージが、出回るようになった。
無難に、問題を起こさず、ことなかれの空気に満たされ始めている。
勇気ある者は、何も言わないのである。・・・それでいいのか。
産経新聞社とFNNの合同世論調査(12、13日実施)で、安全保障関連法案に反対する集会に参加している人々の傾向が分かった。共産党支持者が4割を超え、社民党と民主党、生活の党と山本太郎となかまたちの支持者を合わせると73%を超えていたのだ。「一般市民による」として注目を集めていた集会だが、「特定政党の支持層による」集会という実像が浮かび上がった。 夕刊フジ 9月16日(水)16時56分配信
「本当のこと」をマスコミが流しているとも思えない。
子どもたちが本物を見抜く眼力、聴き取る能力、磨けていない。
センセイ自身が、すでに、ボンヤリし始めている。
テレビ東京の『You は何しに日本へ?』が好きで毎週録画して見ている。
いわゆる「日本好き」のガイジンが成田空港でインタビューを受ける内容。
日本のアニメキャラクターになりきる方もいて驚く。
こういう図を見ていると、取り残されている自分を感じる。
大丈夫なのかなこの国、大丈夫なのかなオレ、などと考えてしまう。
シルバーウィークだから、ぼんやりと考えるかなと考える。
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まだ夫婦でシビれてる [趣味]
昨日は朝から、日本が歴史的快挙であると、番狂わせだと言っていた。
ラグビーW杯も過去7大会で、1勝21敗2分けと期待は持てない成績だった。
しかし妻の言う通りの出来事だった。
TVの『プロフェッショナル』で見たエディージョーンズ監督に興味を持ち、強くなるなあと思っていたら、やっぱり強くなっていた!
‘We were more than brave’
Japan's Karne Hesketh scores their third try Photo: Reuters / Eddie Keogh
おそらくニュースのダイジェストでは分からない「流れ」がある。
午後の録画放送を、ふたりで、握り拳を作りながら、見た。
すごかった。
どこかで再放送があれば、録画して、昂奮用に、残そうと思う。
南アが最後にスクラムを選ばず、ペナルティーキックを選び確実に3点を取った。
過去2度の優勝チームが格下相手に、確実に勝つ道を選んだ。
残り時間もない、日本はとどめを刺されたかに見えた。
しかし、桜の園のサムライたちは、勇気以上のものを見せつけてくれた。
残り2分かそこらで、ペナルティーをもらい、ベンチの指示はキック。
おそらく五郎丸なら確実に3点は獲れ、引き分け、それでも「快挙」だった。
しかし、フィールドの選手たちは、スクラムを選択した。
この瞬間、見ている私たちの体の中に引き締まるものが走る。
結果は知っていても、武者震いした。
圧倒的に格上の相手が直前に逃げた手口を、日本が選ばなかったことに、満足した。
もちろん会場も、加担するはずなのは英国人だから。
しかし、最後の逆転トライまでのラインには、しびれるものがあったぜよ。
もちろん、会場が英国であるのだから、敬意を表してワインを休んでいる。
スコッチだけ、飲んでいる。
敬老の日には勿論、柳月のおはぎでしょう。
自分で自分を敬老して、柳月の、あっさり上品な庶民の甘さに仕上げた、おはぎ、さ。
日本が勝利して、今日も酔うぞ。
ただ、ひとつだけ怖いことがある。
ゾンビ森喜朗あたりが調子こいて、国立競技場を早く作れと再燃しそうで怖い。
2019年W杯ラグビーを日本でやるのだが、森には引っ込んでいて貰いたい。
彼をおだてて、どこか海外へ、放出でも出来ないものか。
ファイト!